Superhuman Sports Grand Challenge in 2020
2020年11月3日(火/文化の日)
超人スポーツ協会は,実質現実空間を会場に,身体を拡張するテクノロジーを身にまとう人機一体の「超人化技術」により,人と技術が一体となる新たな超人化テクノロジーの開発と記録への挑戦を行う「超人スポーツグランドチャレンジ(GC)」を実施しました。
超人スポーツグランドチャレンジとは,身体を拡張するテクノロジーを身に纏う人機一体の「超人化技術」により人の身体能力を越えようとする試みです。
人と技術が一体となる新たな超人化テクノロジーの開発と記録への挑戦を行う過程で培われたテクノロジーを通じて,人を助け,人の可能性を拡張し,身体の制約を超えた未来社会を創造へ貢献することを目指します。
今回、「Super SPRINT Challenge: 走る身体能力の拡張」「Super PHYSICAL Challenge: 身体の力と器用さの拡張」「Super SENSE Challenge: 空間を認知する感覚の拡張」の 3つの領域へのチャレンジについて、ご紹介します。(MC:名越涼)
オープニング
登壇者
・東京大学先端科学技術研究センター・総長補佐/教授 稲見昌彦
・国立研究開発法人産業技術総合研究所・人間拡張研究センター 研究センター長 持丸正明
・広島大学大学院先進理工系科学研究科・教授/学長特任補佐 栗田雄一
Super SPRINT Challenge
「走る」身体能力を拡張するチャレンジ。
規定距離のタイムアタック,世界記録を突破することが目標。実社会に使えるモビリティへの進化を期待する。
登壇者
・国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究センター長 持丸正明
・北海道大学 大学院情報科学研究院 システム情報科学部門 システム創成学分野 准教授 田中孝之
・国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報人間工学領域 人間拡張研究センター 共創場デザイン研究チーム 主任研究員 村井昭彦
Super PHYSICAL Challenge
人の力強さ/俊敏さ/巧緻さ/持久力をバランスよく高めるチャレンジ。
リハビリ、介護、工場作業等の細やかな力のコントロールが要求される状況で使われるウェアラブル支援機器設計へ応用されていくことを期待する。
登壇者
・北海道大学 大学院情報科学研究院 システム情報科学部門 システム創成学分野 准教授 田中孝之
・広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授/学長特任補佐 栗田雄一
Super SENSE Challenge
空間を認知する「感覚」を拡張するチャレンジ。
暗闇環境でデバイスの支援を受けて移動したり、高齢者・視覚障碍者の行動をサポートするシステムや、視覚に頼らない情報提示手法の開発につながることを期待する。
登壇者
・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授 南澤孝太
また後半には 三井不動産株式会社 柏の葉・事業グループ主事 西林加織様,スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐 坂本 弘美様をお招きし,各セッション登壇者と共に「超人と未来の街」をテーマにクロストークを行います。
登壇者
・スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐 坂本 弘美様
・三井不動産株式会社 柏の葉・事業グループ主事 西林加織様
・東京大学先端科学技術研究センター・総長補佐/教授 稲見昌彦
・国立研究開発法人産業技術総合研究所・人間拡張研究センター 研究センター長 持丸正明
・広島大学大学院先進理工系科学研究科・教授/学長特任補佐 栗田雄一
・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授 南澤孝太
・北海道大学 大学院情報科学研究院 システム情報科学部門 システム創成学分野 准教授 田中孝之
・国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報人間工学領域 人間拡張研究センター 共創場デザイン研究チーム 主任研究員 村井昭彦